「飲み会や集まりで盛り上がるゲームが欲しい」「大人数だと遊べるボードゲームが見つからない」という方に向けて、大人数でもしっかり盛り上がるパーティーゲームを11作品厳選しました。
海外の大手ボードゲームサイト「BGG(BoardGameGeek)」のパーティーゲームランキング上位の作品を中心に、日本語版が手に入る評価の高い作品だけを選んでいます。言葉や連想で盛り上がるゲームから、腹の探り合いが楽しい推理系まで、タイプ別に紹介します。
目次
パーティーゲームの選び方
箱に書かれた最大人数で遊べても、その人数で盛り上がるとは限りません。多くのパーティーゲームは4〜6人がいちばん遊びやすく、8人以上で楽しめる作品は限られます。集まりの人数に合わせて選ぶのが失敗しないコツです。
4〜6人遊べるゲームがいちばん多い
or8人以上対応したゲームを選ぶ
パーティーゲームの盛り上がり方は、大きく2つに分かれます。お題に答えたり演じたりして笑いが起きる会話・お題系と、誰がウソをついているかを探る推理・読み合い系です。集まるメンバーの好みに合わせて選びましょう。
会話・お題系とにかく笑いたい集まりに
or推理・読み合い系腹の探り合いが好きな人に
飲み会やボードゲームに慣れていない人が多い場では、ルール説明が数分で終わり、1回10〜20分で区切れるゲームが安心です。途中から参加したり抜けたりしやすいのも、短いゲームの良いところです。
1回5〜20分途中参加もしやすい
or30〜45分全員でじっくり1本勝負
タイプ別ラインナップ早見表
| 作品 | 対象人数 | プレイ時間 | 対象年齢 | 定価(税込) |
|---|
| コードネーム | 2〜8人 | 約15分 | 10歳以上 | 3,300円 |
| ジャスト・ワン | 3〜7人 | 約20分 | 8歳以上 | 3,850円 |
| デクリプト | 3〜8人 | 約30分 | 12歳以上 | 3,960円 |
| ウェーブレングス | 2〜12人 | 約30〜45分 | 14歳以上 | 5,500円 |
| ディクシット | 3〜8人 | 約30分 | 8歳以上 | 5,500円 |
| ディセプション | 4〜12人 | 約15〜30分 | 14歳以上 | 4,400円 |
| スカル | 3〜6人 | 約15〜45分 | 10歳以上 | 3,080円 |
| インサイダーゲーム | 4〜8人 | 約10〜15分 | 9歳以上 | 2,970円 |
| ホットストリーク | 2〜9人 | 約20分 | 6歳以上 | 6,600円 |
| キャメルアップ | 3〜8人 | 約30分 | 8歳以上 | 7,700円 |
| テレストレーション | 4〜8人 | 約30分 | 12歳以上 | 6,600円 |
①【言葉・連想】チームで盛り上がる!言葉と連想のパーティーゲーム
『コードネーム』は、2チームに分かれて、25枚の単語カードの中から味方のスパイを探し当てる言葉のゲーム。各チームのスパイマスターだけが、どのカードが味方かを知っていて、「単語1つ+数字」でヒントを出します。1つのヒントで複数のカードをまとめて当てられたときの快感は格別。ただし、紛れ込んだ「暗殺者」のカードを選んでしまうと即負けです。2025年12月には、アートワークを一新した新版が発売されました。
良い点- 1つのヒントで複数の単語を当てられたときの「天才!」感がたまらない
- 2〜8人と幅広く、チーム戦なので大人数でも盛り上がれる
気になる点- スパイマスターはヒントを考えるのに時間がかかり、待ち時間が出やすい
みんなの声BGG・SNSの声をもとに紹介
ゲームに慣れていない人が多いときも、説明がすぐ終わるからいつも出している
「何を考えてそのヒントにしたの?」と、自然に会話と笑いが生まれる
『ジャスト・ワン』は、回答者以外の全員が1人1語ずつヒントを書き、そのヒントを頼りに回答者にお題を当ててもらう協力ゲーム。ただし、ほかの人と同じヒントを書いてしまうと、そのヒントは消されてしまいます。思いつきやすい言葉ほど実は危ない、という絶妙なルールで、「誰ともかぶらず、でも伝わる1語」を考えるのが楽しいところ。協力型なので、初対面の人がいる集まりでも気まずくなりません。
良い点- 協力型なので、初対面の人がいても勝ち負けで気まずくならない
- ヒントがかぶって消えたときの「えー!」で、毎回盛り上がる
気になる点- 遊べるのは最大7人までなので、8人以上の集まりでは全員一緒に遊べない
みんなの声BGG・SNSの声をもとに紹介
パズルは好きだけどパーティーゲームは苦手、という人にこそ遊んでほしい
ヒントがかぶりまくって、マニアックな1語だけが残ったときは大爆笑
おじいちゃん・おばあちゃんとも子どもとも、みんなで楽しめる
『デクリプト』は、2チームに分かれて暗号を出し合うチーム戦の言葉のゲーム。各チームには相手から見えない4つのキーワードがあり、出題者は「3-1-4」のような番号の暗号を、味方だけに伝わるようなヒントで表します。ところが相手チームも、それまでのヒントの傾向から暗号を盗み当てようとしてきます。わかりやすすぎると相手に解かれ、ひねりすぎると味方に伝わらない。ちょうどいいヒントを探す駆け引きが熱く、BGGのパーティーゲーム部門でもトップクラスの評価を受けています。
良い点- ラウンドが進むほど相手のヒントの傾向が見えてきて、読み合いがどんどん深まる
- チーム内で「今のヒントはどういう意味?」と相談する時間も楽しい
気になる点- 仕組みがわかるまで1〜2ラウンドかかるので、最初は経験者がいると安心
みんなの声BGG・SNSの声をもとに紹介
今まで遊んだ中で最高のチーム戦ゲーム。ゲーム会のたびに必ず遊んでいる
相手に盗まれないヒントを考えるのが、いい意味で頭が熱くなる
最初は少し難しいけど、全員が慣れると本当に輝くゲーム
ウェーブレングス
2〜12人約30〜45分14歳以上
『ウェーブレングス』は、2チームに分かれて、相手の感覚を読み取るコミュニケーションゲーム。チームの1人が「サイキック」となり、「熱い⇔冷たい」のような正反対の言葉の間のどこかに隠された目標の位置を、1つの言葉で伝えます。チームメイトは相談しながらダイヤルを回して、その位置を当てます。同じ言葉でも人によって感じ方がまったく違い、そのズレが会話のネタに。先に10点を取ったチームの勝ちです。
良い点- お題ごとに人それぞれの感覚が出て、会話が自然と盛り上がる
- ダイヤルを回して当てる道具が楽しく、見た目でもワクワクする
みんなの声BGG・SNSの声をもとに紹介
答えの正解・不正解より、どう感じるかで盛り上がれるのがいい
世代の違う人同士で遊ぶと、感覚のズレがわかって面白い
『ディクシット』は、幻想的なイラストのカードを使って、連想を楽しむゲーム。語り部は手札から1枚を選び、そのカードから思い浮かぶ言葉を言います。ほかの人はその言葉に合いそうな自分のカードを出し、混ぜて並べたカードの中から語り部のカードを当てます。全員に当てられても、誰にも当てられなくても語り部は得点できないので、「わかりすぎず、外れすぎない」言葉を考えるのがポイント。2010年のドイツ年間ゲーム大賞受賞作です。
良い点- 幻想的なイラストを眺めるだけでも楽しく、普段ゲームをしない人にも好評
- 「わかりすぎず、外れすぎない」ヒントを考えるのが絶妙に面白い
気になる点- 想像力を使うゲームなので、言葉を考えるのが苦手な人は最初戸惑うことも
みんなの声BGG・SNSの声をもとに紹介
いつ遊んでも大ウケ。想像力と笑いがどんどん引き出される
6歳と8歳の子どもとも楽しめている。遊ぶたびにヒントが上手になっていく
②【推理・ブラフ】腹の探り合いが楽しい!推理とブラフのパーティーゲーム
ディセプション 香港殺人事件
4〜12人約15〜30分14歳以上
『ディセプション 香港殺人事件』は、捜査官の中に紛れ込んだ殺人犯を見つけ出す推理ゲーム。殺人犯は自分の手札から「凶器」と「手がかり」を1枚ずつこっそり選びます。それを知っている法医学者は、言葉を使わず、「死因」や「現場の状況」などのタイルにコマを置くことだけでヒントを出します。捜査官たちはヒントをもとに凶器と手がかりの組み合わせを当てますが、殺人犯もしれっと議論に加わり、捜査をかく乱します。4〜12人と大人数で遊べるのも魅力です。
良い点- 4〜12人と大人数で遊べて、正体隠匿ゲームの中でも推理の手ごたえがしっかりある
- 法医学者のヒントがうまく伝わったときの快感が格別
気になる点- 対象年齢14歳以上で、殺人事件がテーマなので遊ぶ相手を選ぶ
みんなの声BGG・SNSの声をもとに紹介
ルールは簡単でテーマも良い。笑いと盛り上がりがずっと続く
推理の手がかりがちゃんとあるから、根拠を持って犯人を指摘できる
脱落者が出ず、ヒントを出す役も積極的に参加できる。正体隠匿ゲームでいちばん好き
『スカル』は、「花」と「ドクロ」が描かれたコースター型のディスクを使うブラフゲーム。全員が手元のディスクを1枚ずつ伏せて出していき、誰かが「花だけを○枚めくれる」と宣言したら、ほかの人は数を上げるか降りるかを選びます。最後まで残った人が、自分のディスクから順にめくっていき、ドクロを引かずに宣言した枚数をめくれたら成功。2回成功した人の勝ちです。ルールは数分で説明できるのに、相手の表情を読む駆け引きは奥深い名作です。
良い点- ディスクを伏せて出すだけの、シンプルなのに奥深いブラフ勝負
- ルール説明は数分で、ボードゲームに慣れていない人ともすぐ遊べる
みんなの声BGG・SNSの声をもとに紹介
説明した瞬間にみんな理解して楽しめる。見た目もかっこいい
カバンに入れてどこでも数ラウンド遊べる。純粋なブラフ勝負で会話が弾む
最小限のルールと道具で、これほど濃い駆け引きを生む見事なデザイン
『インサイダーゲーム』は、「はい」か「いいえ」で答えられる質問を重ねて、制限時間内にお題を当てるゲーム。ただし参加者の中に、こっそりお題を知っている「インサイダー」が紛れ込んでいます。お題を当てられたら、今度は誰がインサイダーだったのかを推理。インサイダーは「正解に導きつつ、自分だとバレてはいけない」という難しい立ち回りを求められます。説明は数分、お題当ては5分の制限時間つきで、1ゲーム10〜15分ほどで遊べる手軽さも魅力です。
良い点- お題当てと正体当ての2段階で、最後まで盛り上がりが続く
- 1ゲーム10〜15分ほどで終わり、初めての相手ともすぐに打ち解けられる
気になる点- 質問のうまさで展開が大きく変わり、メンバーによって面白さに差が出る
みんなの声BGG・SNSの声をもとに紹介
説明2分、1ゲーム5分。こんなに手軽な正体隠匿ゲームはなかなかない
③【ワイワイ系】歓声と悲鳴が止まらない!みんなでワイワイ楽しむボードゲーム
ホットストリーク 熱狂・絶叫・徒競走
2〜9人約20分6歳以上
『ホットストリーク 熱狂・絶叫・徒競走』は、4体のマスコットが走るレースに賭けて、いちばん稼ぐことを目指すゲーム。レースは共通の山札をめくって進みますが、全員がこっそり好きなカードを1枚ずつ仕込めるので、マスコットは転んだり逆走したりと大荒れに。賭けて、仕込んで、あとはレースを見守って叫ぶだけなので、ゲームに慣れていない人も一緒に盛り上がれます。9人以上でも遊べて、BGGのパーティーゲーム部門でも上位の人気作です。
良い点- 9人以上でも遊べて、人数が多いほどカオスな展開になる
- 賭けて見守るだけなので、ゲームに慣れていない人も一緒に楽しめる
みんなの声BGG・SNSの声をもとに紹介
5〜8人で遊べば、パーティーゲームの中でも最高の体験のひとつ
戦略性はほとんどないけど、それでも十分すぎるほど楽しい
『キャメルアップ』は、ラクダのレースの勝ち負けを予想して賭けるゲーム。ラクダは同じマスに止まると前のラクダの背中に乗り、下のラクダが動くと乗っているラクダも一緒に運ばれるので、順位がめまぐるしく入れ替わります。最大8人まで遊べて、ダイスが振られるたびにテーブル中から悲鳴と歓声が上がるのが魅力。2019年版では逆走する「イカれたラクダ」が加わり、展開がさらに読めなくなりました。BGGのパーティーゲーム部門でも上位の人気作です。
良い点- 8人まで遊べて、ダイスを振るたびにテーブル全体が盛り上がる
- 賭けのタイミングを読む楽しさがあり、ゲーム好きも満足できる
みんなの声BGG・SNSの声をもとに紹介
テーブル全員が笑って大騒ぎできる、クレイジーなラクダレース
友達とのおバカな賭けが最高。ほかのゲームではなかなかないほど盛り上がる
逆走ラクダが展開をかき回すと、とたんに大盛り上がり
『テレストレーション』は、1人1冊のスケッチブックを使って、絵と言葉で伝言ゲームをするパーティーゲーム。最初に自分のお題を絵に描いて隣の人に渡すと、受け取った人はその絵が何かを推測して言葉で書き、さらに次の人がその言葉を絵にします。これを全員同時に繰り返し、スケッチブックが持ち主に戻ってきたら答え合わせ。最初のお題がまったく別のものに化けていく伝言の崩れっぷりに、みんなで大笑いできます。
良い点- 絵が下手なほど伝言がおかしな方向に進み、最後の答え合わせで大爆笑できる
- 全員が同時に描いて書くので、待ち時間がほとんどない
気になる点- 定価6,600円と、パーティーゲームとしてはやや高め
みんなの声BGG・SNSの声をもとに紹介
ゲームでこんなに笑ったことはない、というくらい盛り上がる
まとめ:集まる人数と雰囲気に合った1作を選ぼう
パーティーゲームは、ルールが簡単で、みんなが同時に笑ったり驚いたりできるのが一番の魅力です。迷ったら、チーム戦で盛り上がるなら『コードネーム』や『デクリプト』、協力して盛り上がるなら『ジャスト・ワン』、腹の探り合いを楽しむなら『ディセプション 香港殺人事件』、とにかくワイワイ騒ぎたいなら『ホットストリーク』がおすすめです。
1つ持っておくだけで、飲み会や帰省、旅行先での集まりがぐっと楽しくなります。集まるメンバーの顔を思い浮かべながら、ぴったりの1作を選んでみてください。
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