『ヴォイドフォール』ルールやレビューなど総合情報!リプレイ性抜群な宇宙テーマの超重量級4Xゲーム

『ヴォイドフォール』の発売日や価格、BGG評価ランキング、BGAの対応有無などの総合情報をまとめてお届けしていきます。

目次

『ヴォイドフォール』とは?どんなボードゲーム?

引用:Engames Shop

『ヴォイドフォール』は、Engamesから発売の4Xゲーム(※)

宇宙を舞台に、銀河帝国「ドミナーム」の一族として、次元間の存在「ヴォイドボーン」による腐敗から帝国を再建することを目指していきます。

競争・協力・ソロプレイの各モードに対応しており、20のシナリオと50以上のマップセットアップを収録。

さらに14の非対称な派閥が存在しており、何度も楽しめるリプレイ性抜群なボードゲームです。

BGGでの重さは「4.64/5」となっており、最重量クラスのボードゲーム。
複雑なゲームではありますが、その分理解できた際には爆発的な面白さを感じられるとのことです!

※「4Xゲーム」とは?
eXplore(探検)、eXpand(拡張)、eXploit(開発)、eXterminate(殲滅)の4つの要素を組み合わせたゲーム。

発売日や定価など基本情報

引用:Engames Shop

『ヴォイドフォール』の発売日は2025年4月24日。価格(定価)は税込20,900円です。

正式名称ヴォイドフォール
(英名:Voidfall)
ジャンル・メカニクス4X、グリッド移動、ハンドマネジメント
発売日2025年4月24日
定価税込20,900円
プレイ人数1~4人
プレイ時間90~240分
対象年齢15歳以上
ゲームデザイナーナイジェル・バックル(Nigel Buckle)、ダーヴィド・トゥルツィ(Dávid Turczi)
販売メーカーEngames
公式サイトhttps://www.engames-s.com/product/3539
BGG紹介ページhttps://boardgamegeek.com/boardgame/337627/voidfall
ベストなプレイ人数は何人?

BGGによると、『ヴォイドフォール』のベストなプレイ人数は3人となっています。ただ、その他の人数もオススメされており、あまり人数は気にする必要はなさそうです。

ソロプレイは可能?

『ヴォイドフォール』は、1人でのソロプレイにも対応しています。

『ヴォイドフォール』ゲームデザイナーが他に手掛けた作品は?

◆2人共同で手掛けた作品
『帝国の時代:インペリウム・クラシック』
『帝国の時代:インペリウム・レジェンド』など

◆ナイジェル・バックルさんの代表作
『ケルティック・クエスト』

『オメガ・ケンタウリ』など

◆ダーヴィド・トゥルツィさんの代表作
『アナクロニー』
『ニュークレウム』など

『ヴォイドフォール』のルールは?公式情報をベースに要点を紹介

引用:BoardGameGeek
ルールの要点まとめ
  • ゲームの目的は「影響力」と呼ばれるポイントを最も多く集めること。プレイヤーは銀河に散らばるセクター(領域)を支配し、自らの勢力を拡大しながら影響力を高めていく。
  • 自分の手番になったら、手札から1枚を選択。カード書かれた3つのアクションから2つを選択して実行する。
  • セクター(領域)の支配権をめぐって、他プレイヤーや第三勢力と戦闘が発生することも。戦闘はダイス等によるランダム性が無いため、事前の準備が勝敗を決する。
  • 各プレイヤーが担当する”一族”は、全14種類。それぞれ能力や得意な分野が異なるので、しっかり見極めて点数を伸ばしていこう。
カードに書かれた3つのアクションから2つを選んで実行。どれを選択するのか悩ましい。(引用:BoardGameGeek
マップも広大。ここの占領権をめぐって戦いが勃発する。選択したシナリオに応じて、マップ配置が変わる。(引用:BoardGameGeek

【以下公式サイトより引用】

『Voidfall』は、宇宙を舞台にした重量級の4X戦略ボードゲームです。
プレイヤーは、銀河帝国「ドミナーム」の一族として、次元間の存在「ヴォイドボーン」による腐敗から帝国を再建し、支配権を取り戻すことを目指します。
ゲームは、探検(eXplore)、拡張(eXpand)、開発(eXploit)、殲滅(eXterminate)の4つの要素を組み合わせた4Xスタイルで進行します。
プレイヤーは、セクターの改善や生産の増強、艦隊の強化、攻撃の準備など、多岐にわたる戦略的決定を行います。
『Voidfall』は、競争、協力、ソロプレイの各モードに対応しており、20のシナリオと50以上のマップセットアップが用意されています。
さらに、14の非対称な派閥が存在し、多様な戦略を楽しむことができます。
戦闘は運に頼らず、戦略的な計画と準備が勝敗を分けます。

美麗なアートワークと緻密に作られたSFの世界観も魅力の一つ。
各派閥には独自のバックストーリーがあり、プレイするたびに異なる体験が楽しめます。
プレイスタイルも通常のプレイヤー同士の対戦に加えて、ソロモードや協力モードなどもあり幅広い遊び方があります。

4X好きにもユーロゲーマーにもオススメできる戦略ゲームです。

Engamesの公式Noteでもゲーム紹介が掲載されています。
本作の魅力がかなり分かりやすく紹介されているので、ぜひ見てみてください!

『ヴォイドフォール』は面白い?つまらない?評価やレビューを紹介

ボードゲーム愛好者のためのレビュー&データベースサイト「BGG(BoardGameGeek)」での評価やレビューについて紹介していきます。

BGGの評価点数とランキング

評価ランキング
8.5点/10点118位/28,238位
※2025年4月9日時点

評価点だけ見てもかなりの高評価!
ゲーム性に対する絶賛の声が多く見受けられますが、セッティングの大変さや複雑さを気にする意見もあるようです。

BGGのユーザーレビューや感想

hristaki:10/10

●前置き
ゲームを本当に楽しみたいなら、忍耐が必要だ!ルールはそれほど複雑ではないが、理解するには時間がかかります(ルールの量が多い)。
その後、ゲームの要素と最終目標である勝利方法との関係を理解する必要がある。まずは、競争力のあるチュートリアルを数回プレイしてほしい。私は一人でプレイして、多くのことを学んだ。

●このゲームの感想は?
本当に楽しい。
選択できるオプションと戦略が非常に多彩。1ターンで5つのアクション(トレードトークンとアジェンダカード)の大きなコンボを達成し、多くの追加の利益につながると、本当に満足感がある。
戦闘ルール(かなりシンプルで事前に計算できる)は、ゲームに完全に適合している。戦略を計画する必要があり、これがすでに十分に複雑だからだ。そのため最終的には、ゲームは単純な戦闘ルールでよりスムーズに実行される。
面白いのは、ゲームの最後の数ラウンドで多くの追加事項を完了するために、もっとラウンドが必要だと感じたこと。だからこそ、私は本当にゲームを楽しんでいるのだ!

rsolmes:9.6/10

初プレイはルールと用語集の参照にかなりの時間を費やし、かなり雑な出来だった(チュートリアルを見なかったのが私のミスかもしれない)。しかし24時間後には、全く異なる体験を楽しめた。
興味深い選択肢が山ほどあり、緊張感あふれるプレイが展開。2回目のプレイは最高だった。
ギルドと技術を駆使し、アジェンダの要件を満たす独自のエンジンを構築するのは、本当に楽しい。おそらく今年プレイしたゲームの中で最高のゲームだろう(200回以上プレイした)。
様々な家系やシナリオによってもたらされるバリエーションも印象的だ。
セッティングは大変だが、ゲームトレイを使ってプレイすれば、多少は時間を短縮できる。

Timobe:9.5/10

これはまさに傑作だ。

1.驚くほどのリプレイ性
2.短期、中期、長期の目標が絶妙に組み合わさっており、(ソロプレイでも)最後まで飽きずにプレイできる
3.挑戦的でありながら、最終的にはやりがいのある、わかりやすい複雑さ
4.既成概念にとらわれない発想で、どんな問題にも思いがけない解決策を見つけられる、驚異的なカードゲームシステム

『スピリット・アイランド』以来、これほど感銘を受けたゲームはない。
良作、年間最優秀ゲーム、BGGトップ10ゲームなど様々あるが、このゲームは後者のカテゴリーに入ると思う。
今後プレイしていくうちに、評価を上げていくつもりだ。

Olexus:7/10

戦闘は決定論的であり、ランダム性やサイコロはない。これが全く気に入らないことに気づいて驚いた。
開始前から結果が既に決まっているので、戦闘が無意味に感じられ、そもそもなぜそれを経験する必要があるのだろうか。
私にとってもう1つのマイナス点は、探索がないこと、すべてのシナリオですべてのスペースタイル/ピースが公開されていることで、そこに驚きがないことだ。
この点でより重いゲームが好みなら、『エクリプス』または『トワイライト・インペリウム』の方が絶対に合うだろう。

私はこのゲームが提供するフォーカスカード、リソース管理、そして戦略的選択肢が好きだ。言うまでもなく、ゲームの各部分は一流で非常に素晴らしい。これはよくできている。
また、本作はアイコンを重視したゲームであり、個人的には好きだが、この点には注意してほしい。

Indypendence:5/10

一度プレイして6時間近く経った(新規プレイヤー3人、ベテランプレイヤー1人)。プレイした時間に対して、このゲームはやりがいがほとんどなかった。
必要なカードをプレイヤーが取ったり、最後に宇宙戦闘があったりする以外は、インタラクションはあまりなく、ほとんどの時間は自分のプレイヤーボードを見ているだけであった。
この時間で達成できたことは、少しの調査、少しの艦隊建設、少しの征服くらい。他のゲーム(例えば『モザイク』)が半分の時間で達成できることと比べると、どれもそれほど刺激的ではなかった。

『ヴォイドフォール』に拡張はある?

『ヴォイドフォール』の拡張は現状ありません。

『ビヨンド・ザ・ホライゾン』はBGAやオンラインで遊べる?

残念ながら、現状『ヴォイドフォール』はBGAやオンラインで遊ぶことはできません

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