『オラパ・マイン』ルールやレビューなど総合情報!超音波の反射で宝石の位置を当てる推理パズル

『オラパ・マイン』の発売日や価格、BGG評価ランキング、BGAの対応有無などの総合情報をまとめてお届けしていきます。

目次

『オラパ・マイン』とは?どんなボードゲーム?

引用:BoardGameGeek

『オラパ・マイン』は、アークライトゲームズ(※)から発売の推理パズル

地中深くに向けて超音波を発射し、その反射を分析して宝石の位置を正確に推測していきます。
※ホムゲームズから「和訳ルール付き」も発売されています。

ゲームのポイントは、反射と色の変化が生む二重の推理
超音波が宝石に当たると反射するだけでなく、超音波の色も変化。
この色の手がかりも使いながら「位置だけでなく種類まで推測する」といった二重の推理を楽しむことができます。

反射や色の情報をもとに、頭の中で立体的に配置を再構築!
頭脳戦や謎解きが好きな人にオススメな作品です!

発売日や定価など基本情報

引用:BoardGameGeek

『オラパ・マイン』日本語版の発売日は2025年8月8日。価格(定価)は税込3,520円です。

正式名称オラパ・マイン
(英名:Orapa Mine)
ジャンル・メカニクス推理、パズル
発売日2025年8月8日
定価税込3,520円
プレイ人数2~5人
プレイ時間20分
対象年齢8歳以上
ゲームデザイナーチョイ・ジョンヒ(Junghee Choi)、ギル・ワンジン(Wanjin Gill)
販売メーカーアークライトゲームズ
公式サイトhttps://arclightgames.jp/product/521apj/
BGG紹介ページhttps://boardgamegeek.com/boardgame/424152/orapa-mine
ベストなプレイ人数は何人?

BGGによると、『オラパ・マイン』のベストなプレイ人数は2人となっています。3人以上でのプレイは、あまりオススメされていないようです。

ソロプレイは可能?

『オラパ・マイン』は2~5人用のゲームのため、1人でのソロプレイはできません。

『オラパ・マイン』のゲームデザイナーが他に手掛けた作品は?

◆2人共同で手掛けた作品
『オパラ・スペース』

◆チョイ・ジョンヒさんの代表作
『タッソバナナ』

◆ギル・ワンジンさんの代表作
単独で手掛けた作品は、BGGには登録されていません。

『オラパ・マイン』のルールは?ポイントをまとめて紹介

引用:BoardGameGeek
ルールの要点まとめ
  • プレイヤーの1人が出題者、残りのプレイヤーが宝石ハンターとなる。
    出題者は8×10マスのボード上へ宝石を秘密裏に配置し、その配置をいち早く当てた宝石ハンターが勝者となる。
  • 宝石ハンターは手番になったら、ボード上のどの位置から超音波を発射するかを宣言。
    出題者は、発射した超音波が「何色になって」「どの位置から出てくるか」を回答する。
  • 超音波は宝石に当たると反射するほか、当たった宝石によって色が変化する。
    複数の宝石に当たると混ざった色となるので、このヒントを元に宝石の位置と色を推測していく。
  • 推理の詰めとして、特定のマスを指定して何があるか聞くことも可能。
    その他にも、超音波を吸収する黒い宝石と無色透明なダイヤモンドを追加する上級ルールも用意されている。
「ライトオレンジ=赤+黄+白」といった具合に、混ざった色の情報はかなりヒントとなる。(引用:BoardGameGeek
回答者側は、シートに記入しながら予想していく。(引用:BoardGameGeek

2人プレイの場合は、2人とも宝石を配置して、お互いの配置を推理する形式に。
他プレイヤーの推理によるヒントがなく、1vs1のガチ対決が楽しめます!

『オラパ・マイン』は面白い?つまらない?評価やレビューを紹介

ボードゲーム愛好者のためのレビュー&データベースサイト「BGG(BoardGameGeek)」での評価やレビューについて紹介していきます。

BGGの評価点数とランキング

評価7.5点/10点
ランキング3,734位/28,934位
難易度・重さ1.92/5
※2025年8月16日時点

推理パズルの中でもかなりユニークなシステムとなっている部分が、高評価を獲得しています!

BGGのユーザーレビューや感想

BoardGameOmakase:8/10

論理推理ゲームの多くは、行方不明または隠されたオブジェクトを探すパズル。推理の道具としては、単語、数字、座標などが使われることが多いだろう。
『オラパ・マイン』はこれらの要素を多く取り入れながらも、非常にユニークな推理ゲームを生み出している。

『オラパ・マイン』を際立たせているのは、宝石を見つけるために書き込む幾何学的な地図ではなく、出題者から受け取るヒント。
『オラパ・マイン』では、プレイヤーは超音波を地面に向けて発射。宝石に当たると、超音波は方向を変えて別の場所から発射されるだけでなく、接触した鉱物の種類に応じて新しい色を生み出す。
例えば、超音波は地図の隅から青と黄色の鉱物に当たり、別の隅から発射されて緑色の波を生み出すことができる。

このゲームで最も面白い瞬間は、信じられないような出力がされた時。空間3から入った超音波が、空間Pから出て黒になるなんて信じられない、と。
どうやってその場所に到達できるのか?他に当てた2つの形はどこにあるのか?
最初はうまくいかないかもしれないという疑念は、科学的方法論と同じ探究心を反映しており、このゲームはまさにその感覚を呼び起こそうとしているように思える。

このゲームは2人以上でプレイしても楽しめる。公式ルールではないが、鉱夫同士の協力プレイとしても楽しむことが可能だ。

cbazler:8/10

実にシンプルで巧妙なデザイン。このゲームがもっと昔に発明されなかったのが不思議だ。
最初の数ターンは途方もなく難しく感じるが、5~6ターンもすると盤面全体が非常に満足のいく形で見えてくる。
20~30分でプレイできる、非常に「肉付け」な推理ゲーム。黒と透明の図形もぜひ試してみたい。

littlechandler:6/10

空間推理に苦労する時もあるが、このゲームのロジックは十分に明確だ。
ただ、各プレイヤーがそれぞれ別のパズルを用意できれば良かった。というのも一つのパズルだと、最適な質問が自分だけでなく相手にも有利に働くからだ。
つまり、最後の数問で重要な部分を明かさないようにする以外に、戦略性はほとんどない。
とはいえ、このゲームの論理的推理の形式は、これまでに見たことのないものだ。

SNSでの評判や口コミ

『オラパ・マイン』に拡張はある?

『Orapa Mine: Sapphire Expansion』(引用:BoardGameGeek

『オラパ・マイン』日本での拡張販売は、現状予定されていません。

ただ海外では、新たにサファイアを追加するミニ拡張『Orapa Mine: Sapphire Expansion』が発売されます。

『オラパ・マイン』はBGAやオンラインで遊べる?

『オラパ・マイン』はBGAにてプレイすることが可能です。

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