『ウィンドミル・バレー』ルールやレビューなど総合情報!2つの歯車でアクションを決定する、オランダが舞台のエンジンビルド

『ウィンドミル・バレー』の発売日や価格、BGG評価ランキング、BGAの対応有無などの総合情報をまとめてお届けしていきます。

目次

『ウィンドミル・バレー』とは?どんなボードゲーム?

引用:CMONJAPAN公式

『ウィンドミル・バレー』は、CMONJAPANから発売のエンジンビルド

風車とチューリップが彩る19世紀オランダで、農園を発展させて成功を目指していきます。

ゲームのポイントは、連動して回転する2つのホイール(歯車)により、アクションの選択肢が変化すること。
「水門」の開閉によって水速が変わり、それに応じてホイールの回転量も変化。
自分がどのアクションを実行したいかを考え、そのために「水門を開けるか閉めるか」の判断していく計画性が求められていきます。

ホイールを中心としたコンポーネントもGOOD!
グルグルと回転させるだけでも楽しくなってきそうですね!

発売日や定価など基本情報

引用:CMONJAPAN公式

『ウィンドミル・バレー』の発売日は2025年8月8日。価格(定価)は税込8,800円です。

正式名称ウィンドミル・バレー
(英名:Windmill Valley)
ジャンル・メカニクスエンジンビルド、ロンデル
発売日2025年8月8日
定価税込8,800円
プレイ人数1~4人
プレイ時間45~90分
対象年齢14歳以上
ゲームデザイナーダニ・ガルシア(Dani Garcia)
販売メーカーCMONJAPAN
公式サイトhttps://cmonjapan.shop/products/windmill-valley
BGG紹介ページhttps://boardgamegeek.com/boardgame/403441/windmill-valley
ベストなプレイ人数は何人?

BGGによると、『ウィンドミル・バレー』のベストなプレイ人数は3人となっています。ただ、その他の人数もオススメされており、あまり人数は気にする必要はなさそうです。

ソロプレイは可能?

『ウィンドミル・バレー』は、1人でのソロプレイにも対応しています。

『ウィンドミル・バレー』ゲームデザイナーのヨハン・ベンヴェヌートさんが他に手掛けた作品は?

『バルセロナ』
『アルボレア』
『大都市』など

『ウィンドミル・バレー』のルールは?要点だけをまとめて紹介

引用:CMONJAPAN公式
ルールの要点まとめ
  • プレイヤーはチューリップ農家&起業家となり、風車を建築しながらチューリップ畑を大きくしていく。最終的に勝利点の最も多いプレイヤーが勝者となる。
  • 手番では、2つ繋がったホイール(歯車)を回転させ、歯が嚙み合った場所に書かれたアクションを実行する。
  • ホイールを回転させる前に、水門を開け閉めすることが可能。これにより水速が変化し、それに応じてホイールの回転数が決定する。
  • アクションは「風車の建設」「球根の植え付け」「海外貿易の実施」など様々。中にはホイールに書かれたアクションを強化するものもあるので、うまく回転数をコントロールしながら最適なアクションを実行していこう。
このゲームのキモであるホイール。左右が連動しており、回転数に応じてアクションが決まる。(引用:CMONJAPAN公式
強化タイルを配置することで、ホイールのアクションの強化が可能。(引用:CMONJAPAN公式
場にあるカードを獲得して、助手の雇用や契約の締結をすることができる。(引用:CMONJAPAN公式
得点を稼ぐには「チューリップの球根の植え付け」や「海外貿易」も重要。(引用:CMONJAPAN公式

基本はホイールを回転させるだけとシンプルですが、その回転数をコントロールするための水速管理や、かなり多様なアクションが用意されており、考えること満載!
必ずしも理想のアクションができるわけではないので、柔軟な対応とプレイングを心がけていきましょう!

『ウィンドミル・バレー』は面白い?つまらない?評価やレビューを紹介

ボードゲーム愛好者のためのレビュー&データベースサイト「BGG(BoardGameGeek)」での評価やレビューについて紹介していきます。

BGGの評価点数とランキング

評価ランキング
7.7点/10点915位/28,770位
※2025年7月22日時点

全体的に高評価!
本作のキモであるホイールアクションはもちろん、オランダを舞台とした美麗なアートワークも称賛を得ています!

BGGのユーザーレビューや感想

pottertribute:10/10

これは間違いなく2024年のベストゲームだ。テーマは美しく、メカニクスは完璧で、すべてが理にかなっている。チューリップと風車も登場する。これ以上何を望むだろうか?
勝者が決まった瞬間から、もう一度プレイしたくなった。
『エバーデール』や『アルナックの失われし遺跡』のようなゲームが好きなら、このゲームも100%気に入るはずだ。

ゲーム開発者の皆さんへ:拡張版の制作はもう開始されましたか? もしまだなら、2025年のスケジュールを空けておいてください。

JSMullins87:8.5/10

アクション選択ホイールが気に入った。アートもカラフルで見ていて楽しい。
ゲームプレイ自体はとてもヨーロッパ風(良い意味で)で、スコア獲得ルートが豊富で、ゲームを通してたくさんのボーナスやパワーを獲得できる。とてもスムーズで、4人でプレイしてもとても快適。
今年プレイしたゲームの中で、特にデザインが優れているゲームの一つだ。

cbazler:8.5/10

素晴らしい中量級のユーロゲームで、エンジン構築とギアを使った事前計画が実に楽しい。
目標カードの獲得を目指して戦略的にプレイしたり、新しい何かが出てきたら計画を変更したりと、戦術的にプレイできるのが気に入っている。
特に独創的だったり、衝撃的だったりするわけではないが、とにかく堅実で良いゲーム。2024年の私のお気に入りの一つだ。

ciggie:7/10

『ウィンドミル・バレー』は、2 つの回転する歯車の個人用アクションボードを使用してチューリップ農園を構築する、見た目にも素晴らしいゲームだ。
1ターンで歯車が回転し、歯車に基づいて1つまたは2つのアクションを実行。これらのアクションにより、チューリップを獲得したり、チューリップを植えたり、ボーナスのためにボードに風車を配置したり、ゲーム終了目標やゲーム内ボーナスを獲得したり、より強力なアクションで歯車をアップグレードしたりできる。
歯車から1つのアクションを選択し、それを2つまたは3つの異なるアクションに連鎖できることは珍しくない。ゲームのこの部分は素晴らしく、大きなターンをこなしたときにはスマートな気分になれる。

ゲームはプレイヤーのペースで進められ、歯車の移動速度を制御する水位メカニズムがあり、歯車が4回転するとゲームが終了する。ただし、これがこのゲームの主な問題だ。
水位を上げてギアを加速させ、望むアクションを起こすにはお金がかかるが、次のプレイヤーは無料で水位を下げられるので、ゲーム速度が大幅に低下する可能性がある。
このゲームは『白鷺城』のように素早くプレイできるはずだが、ゲーム速度低下のペナルティがなければ、プレイヤーはやりすぎてしまい、テンポが遅くなりすぎてしまう。それによりゲーム終了まで24ターンかけることも可能で、これは多すぎだ。

『ウィンドミル・バレー』については、多くの部分が気に入っていたので本当に賛否両論だが、水位メカニズムがゲームの他の部分からあまりにも乖離していてぎこちなく、全体的な体験を間違いなく損なっているように感じてしまう。
もう一度プレイして意見が変わるかどうかを確認したいと思っているが、今のところ所持し続けられるかどうかはわからない。

SNSでの評判や口コミ

『ウィンドミル・バレー』に拡張はある?

引用:BoardGameGeek

『ウィンドミル・バレー』日本での拡張販売は、現状予定されていません。

ただ海外では、船で港間を航海できるようになる拡張『Windmill Valley: Blooming Sails』が発売されます。

『ウィンドミル・バレー』はBGAやオンラインで遊べる?

残念ながら、現状『ウィンドミル・バレー』はBGAやオンラインで遊ぶことはできません

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次