『エルドラドを探して』ルールやレビューなど総合情報!巨匠クニツィアさんが手掛けるデッキ構築×レースゲームの傑作

『エルドラドを探して』の発売日や価格、BGG評価ランキング、BGAの対応有無などの総合情報をまとめてお届けしていきます。

目次

『エルドラドを探して』とは?どんなボードゲーム?

引用:BoardGameGeek

『エルドラドを探して』は、アークライトゲームズから発売のデッキ構築×レースゲーム

ボードゲーム界の巨匠・クニツィアさんが手掛ける作品で、探検家として南米の奥深くにある伝説の黄金都市「エルドラド」を目指していきます。

ゲームのポイントは、デッキ構築とレースをバランス良く進めていかなければいけないこと。

手札のカードを使ってすごろくのようにレースを進んでいきながら、余ったカードを使って新たなカードの購入が可能。
より効率よくレースを進んでいくために、どれだけデッキを強化してくのかの塩梅を考えるのが楽しい作品です。

2017年ドイツ年間ゲーム大賞にノミネート!
ルールもシンプルで分かりやすく、デッキ構築初心者にもオススメできる作品です!

発売日や定価など基本情報

引用:BoardGameGeek

『エルドラドを探して』現在発売されている”新版”の発売日は2020年6月25日。価格(定価)は税込5,940円です。

正式名称エルドラドを探して
(英名:The Quest for El Dorado)
メカニクスデッキ構築、レース
発売日2020年6月25日
定価税込5,940円
プレイ人数2~4人
プレイ時間45分
対象年齢10歳以上
ゲームデザイナーライナー・クニツィア(Reiner Knizia)
販売メーカーアークライトゲームズ
公式サイトhttps://arclightgames.jp/product/エルドラドを探して新版/
BGG紹介ページhttps://boardgamegeek.com/boardgame/217372/the-quest-for-el-dorado
ベストなプレイ人数は何人?

BGGによると、『エルドラドを探して』のベストなプレイ人数は2人&4人となっています。ただ、3人でのプレイもオススメされているので、あまり人数は気にしなくて良さそうです。

ソロプレイは可能?

『エルドラドを探して』は2~4人用のゲームのため、1人でのソロプレイはできません。

『エルドラドを探して』ゲームデザイナーのライナー・クニツィアさんが他に手掛けた作品は?

『ラー』
『モダンアート』

『チグリス・ユーフラテス』など

『エルドラドを探して』のルールは?要点をギュッとまとめて紹介!

引用:BoardGameGeek
ルールの要点まとめ
  • 南米の奥深くにある伝説の黄金都市「エルドラド」を目指してレース。
    順番に手番を行っていきながらマス目上のマップを進んでいき、1番最初にエルドラド(ゴール)へたどり着いたプレイヤーが勝者となる。
  • 手番では、4枚まで補充される手札のカードを使用して、マスを進んでいく。
    マスには森や川など様々な地形があり、同じ色のカードを使うことで進むことができる。
  • 余った手札のカードをプレイして、市場にあるカードの購入が可能。
    市場にあるカードは「一気に3マス進めるもの」などどれも初期カードよりも強力。
    デッキ構築をしていくことで、より効率的にレースを進んでいくことができる。
  • 市場には6種類のカードが並んでおり、どれか枯れた場合にはストックにある新たなカードを市場に追加することが可能。
    ストックには12種類ものカードがあり、どのカードを追加するかで展開が大きく変化する。
手札のカードを使い、カードと同じ色のマスを進むことが可能。同じマスには1人しか止まれないので、他のプレイヤーの行く手を妨害することもできる。(引用:BoardGameGeek
初期デッキのカードはどれも1マスしか進めず弱い。(引用:BoardGameGeek
市場に並んでいるカードは「3マス進めるもの」などどれも強力。状況に応じたカードを購入して効率的に進んでいこう。(引用:BoardGameGeek
ゲーム開始時に、マップは自由に設計可能。どのようなマップにするかで毎回違ったゲームプレイが楽しめる。(引用:BoardGameGeek

デッキ構築とレース進行をバランスよく進めていくのか?
序盤はガッツリデッキ構築に寄せて、後半一気にスパートをかけるのか?
プレイヤーによって色々な戦略が取れるのも楽しい部分です!

『エルドラドを探して』は面白い?つまらない?評価やレビューを紹介

ボードゲーム愛好者のためのレビュー&データベースサイト「BGG(BoardGameGeek)」での評価やレビューについて紹介していきます。

BGGの評価点数とランキング

評価7.7点/10
ランキング120位/28,974位
難易度・重さ1.94/5
※2025年9月2日時点

2017年ドイツ年間ゲーム大賞にノミネートされているだけあり、全体的に高評価!
「クニツィアさんのゲームの中で1番好き」という意見も多く見受けられました!

BGGのユーザーレビューや感想

abhiroo:10/10

始めてプレイするゲームで、最初の1~2ターンで「このゲームは期待していた以上の全てを備えている」と気づいた瞬間に、思わず満面の笑みがこぼれることってあるでしょう?まさにそれが『エルドラドを探して』をプレイした時の私だった。

このゲームはおそらく、デッキ構築の中で最も洗練されていて、かつ最も楽しいものだ。クニツィアさんはどんなジャンルも再定義してくれると信じている。
ゲームの流れは本質的には『ドミニオン』とそれほど変わらない。手札からカードをプレイしてアクションを実行し、さらにカードを購入してデッキを強化しながら、デッキを詰まらせている弱いカードを削減していく。
ただ、そこにレース要素が結びつくことで抗いがたい魅力が生じ、まさに決定版と呼ぶにふさわしいデッキ構築体験を生み出している。しかもこれは基本ゲームの話なのだ!

jp_brai:10/10

デッキ構築メカニクスを備えた優れたカードレースゲーム。
説明もプレイも非常に簡単。スピーディーでスムーズ。カードゲームだけでなく、ボードゲームにおけるデッキ構築メカニクスの入門に最適。
あらゆるボードゲームコレクションに欠かせない、入門編として最適な定番ゲームだ。

rhpenland:9.5/10

これまでプレイしたクニツィアのゲームの中で、間違いなく最高のゲームだ。

デッキ構築(私のお気に入りのシステム)とレースを組み合わせるのは、本当に面白いアイデア。ジャングル探検というテーマも、このゲームにとてもよく合っている(テーマがただそこにあるだけの、他のクニツィアのゲームとは違う)。
レースをしたい「コース」のサイズを調整することで、ゲームの長さを調整できる。ルールは複雑ではなく、教えやすい。素晴らしいゲームだ。

Vorpa:6/10

デッキ構築重視のレース。個人的には少し軽すぎた。特にデッキ構築が物足りない気がする。

「このターンに何をプレイするか」というより「デッキをどう構築するか」という思考に重点が置かれている。また、戦術は主に進路を塞ぐことに集中し、残りの戦略は曖昧になっている。
それでもうまく機能し、非常にエレガントで、多くの人がこのゲームを好む理由は分かる。

Desiderata:6/10

純粋なデッキビルダーにとって、これは最高峰のゲームの一つと言えるだろう。

しかし、プレイヤー間のインタラクションはほとんど、あるいは全くない。誰が最も効果的にデッキエンジンを構築し、ゴールまで駆け抜けるかが勝負となる。
もちろん、ゴールまでの道のりには様々なカードの選択肢があり、それが面白いところ。しかし結局のところ、それだけのゲームだ。

SNSでの評判や口コミ

『エルドラドを探して』に拡張はある?

『エルドラドを探して 新版』には『エルドラドを探して 新版 拡張 英雄と呪い』『エルドラドを探して 新版 拡張 ムイスカと危難』という2種類の拡張があります。

エルドラドを探して 新版 拡張 英雄と呪い

『エルドラドを探して 新版 拡張 英雄と呪い』では、「地形タイル」「英雄・魔物カード」「呪いトークン」が追加され、ゲームの展開が大きく変化します。

発売日は2022年1月13日、価格は税込3,520円です。

エルドラドを探して 新版 拡張 ムイスカと危難

『エルドラドを探して 新版 拡張 ムイスカと危難』では、「危難地形」「ムイスカ族」という2つのモジュールが追加され、より歯ごたえあるルールで楽しむことができます。

発売日は2022年11月17日、価格は税込3,520円です。

『エルドラドを探して』はBGAやオンラインで遊べる?

残念ながら、現状『エルドラドを探して』はBGAやオンラインで遊ぶことはできません

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