『スカイライズ』ルールやレビューなど総合情報!美しい空中都市を作り上げる、競り×エリアマジョリティ

『スカイライズ』の発売日や価格、BGG評価ランキング、BGAの対応有無などの総合情報をまとめてお届けしていきます。

目次

『スカイライズ』とは?どんなボードゲーム?

引用:アークライトゲームズ公式サイト

『スカイライズ』は、アークライトゲームズから発売の競り×エリアマジョリティ

空中都市「スカイライズ」に建造物を建築し、偉大な技術者として名を刻むことを目指していきます。
本作は、2008年ドイツ年間ゲーム大賞ノミネート作の『メトロポリィス』を、作者のセバスチャン・ポーション自身がセルフリメイクした作品です。

ゲームのポイントは、数字が書かれたビルをマスに配置して入札する、独特な競りシステム

競りに勝ったビルだけが建設。島ごとに1番多くのビルを建てた人にボーナスが入るため、狙いの場所にうまく建築できるよう入札することが重要となります。

見た目が美しいのも特徴!
海外では、コマやボードが豪華になったデラックス版も発売されています!(日本でも発売してほしいなぁ)

発売日や定価など基本情報

引用:アークライトゲームズ公式サイト

『スカイライズ』の発売日は2025年10月17日。価格(定価)は税込9,900円です。

正式名称スカイライズ
(英名:Skyrise)
メカニクス競り、エリアマジョリティ
発売日2025年10月17日
定価税込9,900円
プレイ人数2~4人
プレイ時間30~75分
対象年齢14歳以上
ゲームデザイナーギャヴァン・ブラウン(Gavan Brown)
セバスチャン・ポーション(Sébastien Pauchon)
アダム・ワイズ(Adam Wyse)
販売メーカーアークライトゲームズ
公式サイトhttps://arclightgames.jp/product/129szk/
BGG紹介ページhttps://boardgamegeek.com/boardgame/298231/skyrise
ベストなプレイ人数は何人?

BGGによると、『スカイライズ』のベストなプレイ人数は4人となっています。ただ、その他の人数もオススメされているので、あまり人数は気にしなくて良さそうです。

ソロプレイは可能?

『スカイライズ』は2~4人用のゲームのため、1人でのソロプレイはできません。

『スカイライズ』のゲームデザイナーが他に手掛けた作品は?

◆ギャヴァン・ブラウンさんの代表作
『ブラス:バーミンガム』
『スーパーマザーロード』など

◆セバスチャン・ポーションさんの代表作
『ジャイプル』
『ジャマイカ』など

◆アダム・ワイズさんの代表作
『ゴリラマーケティング』
『マスク・オブ・ザ・レッド・デス』など

『スカイライズ』のルールは?要点をギュッとまとめて紹介!

海外で発売されているデラックス版のコンポーネント。(引用:BoardGameGeek
ルールの要点まとめ
  • 空中都市「スカイライズ」にビルをどんどん建築。
    2つの時代(ラウンド)にわたってゲームが進行していき、最終的に最も勝利点が高いプレイヤーが勝者となる。
  • ゲームでは、ビル建築のための”競り”を行っていく。
    ゲーム開始時に配られるビルのコマ自体に数字が書いてあり、このビルを使って入札を行っていく。
  • 競りは、最初のプレイヤーが好きなエリアにビルを配置したらスタート。
    次のプレイヤーは、そこに隣接するエリアに「より大きい数字のビル」を置くことで入札可能。
    数字がどんどん吊り上がっていく中、最終的に競り落としたプレイヤーのビルのみが、入札時に置いたエリアに建設される。
  • 後半の時代になると、各プレイヤーは「驚異の建造物」を建てられるように。
    競りに絶対勝てる&特殊効果を持っているので、使うタイミングが重要となる。
  • 各時代の終わりに得点を計算。
    その中の一要素としてエリアマジョリティがあり、各島ごとに最も多くのビルを建築したプレイヤーは、ボーナス点をもらうことができる。
中央に小さな島が1つ。その周囲に、人数分の大きな島を配置してゲームスタート。(引用:BoardGameGeek
ビルの底に数字が書かれており、これを使って競りを行う。(引用:BoardGameGeek
ビルを建築すると、そのエリアにあるディスクをゲット。集めたディスクに応じてゲーム終了時の得点が変わるので、ディスク狙いで建築するのもアリだ。(引用:BoardGameGeek

ビルを隣接するエリアに置いていきながら入札を行い、競り落とした地点に建築されるのが、かなり独特!
「どうしてもこの場所に建てたいから、一気に吊り上げるぞ」など、本作ならではの駆け引きが楽しめます!

『スカイライズ』は面白い?つまらない?評価やレビューを紹介

ボードゲーム愛好者のためのレビュー&データベースサイト「BGG(BoardGameGeek)」での評価やレビューについて紹介していきます。

BGGの評価点数とランキング

評価7.7点/10
ランキング823位/29,036位
難易度・重さ2.28/5
※2025年9月5日時点

全体的に高評価!
競りゲームの金字塔作品『ラー』と比較する意見も多く見受けられました!

BGGのユーザーレビューや感想

SlikkRikk:10/10

本当に美しく、『メトロポリィス』の完璧な融合体。まさに、このゲームのオリジナル所有者や愛好家なら誰もが望んでいたであろうものだ。
『ラー』と並んで、史上最高のオークションゲームと言えるだろう。

Bondy05:9/10

4人で2回プレイしたが、本当に楽しい。気に入っている点は、ボードの見た目が素晴らしく、教えやすいこと、そしてすべてがメインボード上で行われることだ。
オークションシステムは今までプレイしたどのゲームとも違っていて、全員が常にゲームに参加できるようになっていいる。
スペースがどんどん狭くなるにつれて緊張感が高まり、どちらのゲームも最後まで接戦だった。素晴らしい!

oneeyedamoeba:9/10

奥深さとシンプルさが見事に融合している。このゲームのメカニクスは複雑ではない。個人的には、『ラー』にいくつかの工夫とひねりが加えられたような印象を受ける。
オークションのメカニクスがエリアコントロールのメカニクスに重なる仕組みも、非常にうまく機能している。
一見すると退屈なアプローチのはずの行き止まりや路地のあるマップの形状が場所に付加価値を与え、マップ上に表示されるポイント倍率タイルによって戦略に変化が生まれる。

ボードゲームに興味はあるが複雑なアクションを覚えられない人への、新たな入門ゲームとなった。
プレイに必要な概念は一つだけ。その後は自らの行動の結果が計画を成功させるか失敗させるかを左右する。
新規プレイヤーがゲームの真髄を学ぶのに最適な方法だと思う。

resonance2k:6/10

『メトロポリィス』自体は、手順を踏むだけの古典的な完全情報ゲームであり、それほど面白いゲームではない気がする。
現代風にアレンジされていることは理解しているが、元の素材があまり良くなく、結果として中途半端なゲームになっているという印象を受けてしまった。
カードの特殊効果は不要で、ゲーム終了時のランダムスコア要素も不要だと思う。ゲームの多様性は少なく、リプレイ性も低い。
このタイプのゲームには、『ラー』などより優れたゲームがたくさんある。

kystas:6/10

『メトロポリィス』が大好きで、新版が出ると聞いたときはワクワクしたが、オリジナルのアートワーク、特にボードは完璧とは程遠いものだった。『スカイライズ』も残念ながら、それほど良くはなかった。
ボードは雑然としていて、色の選択が悪く、不要な巨大なパーツが並んでいる。

プレイしてみると、たくさんのルール変更に気づいた。終了条件が変わったり、ポイントの獲得方法があちこちで変わったり……これらは良い変更ではなかった。
『スカイライズ』には『メトロポリィス』にあった緊張感が欠けている。

SNSでの評判や口コミ

『スカイライズ』に拡張はある?

『スカイライズ』の拡張は現状ありません。

『スカイライズ』はBGAやオンラインで遊べる?

残念ながら、現状『スカイライズ』はBGAやオンラインで遊ぶことはできません

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