『フィッシェン』ルールやレビューなど総合情報!フリードマン・フリーゼが手がける、トリテ×デッキ構築の奇作

『フィッシェン』の発売日や価格、BGG評価ランキング、BGAの対応有無などの総合情報をまとめてお届けしていきます。

目次

『フィッシェン』とは?どんなボードゲーム?

引用:BoardGameGeek

『フィッシェン』は、サニーバードから発売のトリックテイキング×デッキ構築

“緑の人”でもおなじみのフリードマン・フリーゼさんが手掛ける作品です。

注目すべきは、トリテ×デッキ構築という人気システムを掛け合わせた独特なプレイ感
トリテで獲得したカードが、次ラウンドで使用する手札に。

もしトリテであまり勝てずにカードが足りない場合は、場からより強力なカードを手に入れることができるため、次のラウンドで勝てる確率がグッと高まります。

負けると、次のラウンドは手札がより強力に!
そのため、どのタイミングで負けて手札を強くするかが重要となる、珍しいプレイ感が楽しめます!

発売日や定価など基本情報

引用:BoardGameGeek

『フィッシェン』の発売日は2024年11月29日。価格(定価)は税込2,420円です。

正式名称フィッシェン
(英名:Fishing)
ジャンル・メカニクストリックテイキング、デッキ構築
発売日2024年11月29日
定価税込2,420円
プレイ人数3~5人
プレイ時間40分
対象年齢14歳以上
ゲームデザイナーフリードマン・フリーゼ(Friedemann Friese)
販売メーカーサニーバード
公式サイトhttps://sunnybird.thebase.in/items/93501720
BGG紹介ページhttps://boardgamegeek.com/boardgame/419195/fishing
ベストなプレイ人数は何人?

BGGによると、『フィッシェン』のベストなプレイ人数は4~5人となっています。ただ、3人でのプレイもオススメされており、あまり人数は気にする必要はなさそうです。

ソロプレイは可能?

『フィッシェン』は3~5人用のゲームのため、1人でのソロプレイはできません。

『フィッシェン』ゲームデザイナーのフリードマン・フリーゼさんが他に手掛けた作品は?

『電力会社』
『ブラックフライデー』

『5本のキュウリ』など

『フィッシェン』のルールは?公式情報をベースに要点を紹介

引用:BoardGameGeek
ルールの要点まとめ
  • ゲームの目的は、8ラウンドを通してできるだけ多くのカード(=トリック)を獲得して得点を稼ぐこと。獲得カード1枚=1点として数えられ、ゲーム終了時に最も多くのポイントを持つプレイヤーが勝利する。
  • 各ラウンドは通常のトリックテイキング形式で進行。出されたカードの中でリードカラーの最高数値を出したプレイヤーがそのトリックを獲得する。
  • 獲得したトリックのカードを、次のラウンドの手札として使用。手札が足りない場合には、共通デッキから新たなカードを引いて補充する。
  • 共通デッキには、初期カードより強力&底にいくほど強いカードが入っている。負けた次のラウンドは手札のカードが強力になるため、勝ちやすくなる。
初期カードの最大値は10。特に効果も持っていない。(引用:BoardGameGeek
共通デッキから引いてきたカードは、ハイカードや緑色の切り札など初期カードよりも強い。(引用:BoardGameGeek
カードの下にある星が強さを表している。共通デッキは底にいくほど、星が多く強力なカードが入っている。(引用:BoardGameGeek

【以下公式サイトより引用】

釣った魚が次回の釣りの餌になる!?
トリックテイキングゲーム× デッキ構築というキレキレのアイデアに痺れる、フリードマン・フリーゼの新作カードゲームです。
最初はシンプルなトリックテイキングゲームですが、1ラウンド目にトリックに勝利して獲得したカードが、2ラウンド目の自分の手札になります。手札が規定枚数より少ないプレイヤーは、不足した分を「大海原山札」から引きます。このゲームには最初「切り札(他よりも強い色のカード)」が存在しないのですが、「大海原山札」から引いたカードの中には……という感じで、「いつ負けて」自分のカードを強化するのか!?という斬新なトリックテイキングゲームです。

何度かプレイしましたが、かなり不思議な感覚のゲームです!
共通デッキのなるべく底の方のカードを手に入れるため、どのタイミングで負けるのがベストなのか?
どの判断が良かったのか、終わった後の感想戦も大いに盛り上がります!

『フィッシェン』は面白い?つまらない?評価やレビューを紹介

ボードゲーム愛好者のためのレビュー&データベースサイト「BGG(BoardGameGeek)」での評価やレビューについて紹介していきます。

BGGの評価点数とランキング

評価ランキング
7.3点/10点1,984位/28,299位
※2025年4月20日時点

独特なプレイ感は、多くのユーザーからも高評価を獲得!
ただ、8ラウンド行うプレイ時間の長さが気になるユーザーもいるようです。

BGGのユーザーレビューや感想

djsturz:9/10

トリックテイキングの素晴らしいアレンジ。序盤のラウンドでトリック(ポイント)を獲得するか、より強力なカードを手に入れるかというバランスが非常に興味深い綱引きとなる。
経験豊富なトリックテイカーなら、最終ラウンドまで誰が以前に最強のカードを獲得したかで順位を競い合い、楽しい時間を過ごせるだろう。

janglemangle:9/10

フリーデマン・フリーゼの最高傑作。トリックテイキングとデッキ構築の融合が、史上最高の追い上げメカニズムを生み出した。
『ザ・クルー』以来、トリックテイキングに見てきた中で最高の現代的なひねりであり、非常にすっきりとしたデザインでもある。競技的なトリックテイカーのあらゆる感​​覚が、『フィッシェン』で最大限に引き出される。

TheKilljoy:8.3/10

かなり型破りなトリックテイカーで、真剣に取り組むとイライラするかもしれない。楽しくてカオスなゲームを楽しみたい、そして激しいスイングにも対応できるなら、これ以上のゲームはないだろう。
おそらく2024年で一番好きなゲームだ。素晴らしいゲームとまではいかないが、プレイするたびに楽しい

srand:5/10

8ラウンドにわたるトリックテイキングとデッキ構築の融合。獲得したカードは次のラウンドのプレイヤーのデッキに加えられ、手札が足りないプレイヤーはオーシャンデッキからカードを引き、より高い数字・切り札・特殊能力を使ってプレイできる。
もちろん、そのカードを使ってまたくだらない勝利を重ねることになるが、獲得したカードもポイントとなるので、必ずしも悪いことではない。

このゲームの構造は天才的だが、実装については疑問がある。主にカードプールが急速に大きくなりすぎて、非常に混沌とした感じになってしまうからだ。
8ラウンドかかるため、トリックテイキングゲームとしてはやや長く、戦略性に欠けると感じてしまう。

smurfodeth:5/10

確かに、トリックテイキングに面白い工夫が凝らされている (ただし、解析すべき新しい情報が絶えず流れてくるのは誰もが気に入るわけではない) し、友達をからかって笑える場面もたくさんある。
しかし、ゲームにある程度の長さが必要あるにせよ、1時間は長すぎると感じる

SNSでの評判や口コミ

『フィッシェン』に拡張はある?

『フィッシェン』の拡張は現状ありません。

『フィッシェン』はBGAやオンラインで遊べる?

残念ながら、現状『フィッシェン』はBGAやオンラインで遊ぶことはできません

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