『ブラス:バーミンガム』(白ブラス)ルールやレビューなど総合情報!BGGランキング1位に君臨する、産業革命による時代変化が楽しめるネットワーク構築

『ブラス:バーミンガム』の発売日や価格、BGG評価ランキング、BGAの対応有無などの総合情報をまとめてお届けしていきます。

目次

『ブラス:バーミンガム』(白ブラス)とは?どんなボードゲーム?

引用:BoardGameGeek

『ブラス:バーミンガム』は、アークライトゲームズから発売のネットワーク構築

1770~1870年の産業革命期のイングランドを舞台に、事業家として様々な産業施設を建設していきます。

2007年にポルトガル年間ゲーム賞を受賞した名作ボードゲーム『ブラス』のリメイク版である『ブラス:ランカシャー』(黒ブラス)に対して、完全新作となる新マップ版がこの『ブラス:バーミンガム』(白ブラス)です。

本作の特徴は、運河時代から鉄道時代へ、産業革命による時代変化が発生すること。

ゲームは前半・後半に分かれており、前半に張り巡らせた運河やレベルの低い施設は、後半の鉄道時代になるとすべて破壊。
またイチからネットワークを構築しなおすこととなり、後半からの一発逆転も狙える作品です。

約3万作品が登録されているBGGランキングにて、堂々の1位を獲得!
文句なしに超名作のボードゲームです!

発売日や定価など基本情報

引用:BoardGameGeek

『ブラス:バーミンガム』の発売日は2019年11月28日。価格(定価)は税込9,020円です。

正式名称ブラス:バーミンガム
(英名:Brass: Birmingham)
メカニクスネットワーク構築、ハンドマネジメント
発売日2019年11月28日
定価税込9,020円
プレイ人数2~4人
プレイ時間60~120分
対象年齢14歳以上
ゲームデザイナーギャヴァン・ブラウン(Gavan Brown)
マット・トールマン(Matt Tolman)
マーティン・ワレス(Martin Wallace)
販売メーカーアークライトゲームズ
公式サイトhttps://arclightgames.jp/product/ブラスバーミンガム/
BGG紹介ページhttps://boardgamegeek.com/boardgame/224517/brass-birmingham
ベストなプレイ人数は何人?

BGGによると、『ブラス:バーミンガム』のベストなプレイ人数は3~4人となっています。2人でのプレイはあまりオススメされていないようです。

ソロプレイは可能?

『ブラス:バーミンガム』は2~4人用のゲームのため、1人でのソロプレイはできません。

『ブラス:バーミンガム』のゲームデザイナーが他に手掛けた作品は?

◆ギャヴァン・ブラウンさんの代表作
『スカイライズ』
『スーパーマザーロード』など

◆マット・トールマンさんの代表作
『スーパーマザーロード』

『アンダーマイニング』など


◆マーティン・ワレスさんの代表作
『ブラス:ランカシャー』

『蒸気の時代』など

『ブラス:バーミンガム』(白ブラス)のルールは?要点をギュッとまとめて紹介!

引用:BoardGameGeek
ルールの要点まとめ
  • ゲームは、前半「運河時代」と後半「鉄道時代」を同じマップ上でプレイ。
    最終的に勝利点が最も多いプレイヤーが勝者となる。
  • 手番では、手札のカード1枚を捨てて「施設の建設」「運河・鉄道の敷設」「商品の輸出」などのアクションを実行。これを2回行い、最後に手札が8枚になるように補充して手番終了。
  • 施設は様々な種類があり、どの都市でも行えるわけではない。
    捨てたカードに「書かれている都市」もしくは「書かれている施設を、自分の運河・鉄道がつながっている都市」にのみ建設可能。
    建設すると、施設に応じた商品がその都市で生産される。
  • 運河・鉄道の敷設は、どのカードを捨ててもOK。
    自分の施設がある都市から伸びるように配置することが可能。
    ネットワークが繋がっていくことで、都市で生産された商品を輸出できるようになる。
  • カードが尽きたら、運河時代が終了。
    配置した運河+低レベルの施設をすべて破壊し、鉄道時代をプレイ。
    鉄道時代になると、運河時代には置けなかった場所にもネットワークが作れるようになる。
カードには「都市名が書かれているもの」と「施設が書かれているもの」が存在。施設を建設する際は、捨てたカードに応じて建設できる都市や施設が決まる。(引用:BoardGameGeek
運河・鉄道や施設の設置は、早いもの勝ち。重要な場所は、他プレイヤーより先に押さえよう。(引用:BoardGameGeek
個人ボードに自分の施設がストックされており、建設する際はここから移す。同じ施設でもレベルが異なり、レベルが低い方から順番に配置していく。(引用:BoardGameGeek
ターン中に使った金額が多いほど、次のターンでの順番が後になる。なるべく手番が早い方が有利なので、消費金額による駆け引きも楽しめる。(引用:BoardGameGeek

一見すると複雑そうですが、実はルールは結構シンプル。
ただ、配置における早い者勝ちなどインタラクションはかなり強く、高度な駆け引きを楽しむことができます!

『ブラス:バーミンガム』(白ブラス)は面白い?つまらない?評価やレビューを紹介

ボードゲーム愛好者のためのレビュー&データベースサイト「BGG(BoardGameGeek)」での評価やレビューについて紹介していきます。

BGGの評価点数とランキング

評価8.6点/10
ランキング1位/28,974位
難易度・重さ3.87/5
※2025年8月26日時点

BGGランキングで見事1位を獲得!
『ブラス:ランカシャー』(黒ブラス)との比較意見も多く、緊張感のあるシビアなゲームを求めているなら『黒ブラス』、様々なルートで勝利を目指せる楽しさを求めているなら『白ブラス』がオススメなようです!

BGGのユーザーレビューや感想

aronske417:10/10

このサイトで1位にふさわしい作品。戦略性よりも戦術性を重視したこのゲームでは、プレイヤーは絶えず方向転換を迫られる。その美的感覚は素晴らしい。
プレイヤー間のインタラクションがデザインの随所に散りばめられており、ほとんどの決定に影響を与えている。
準備が非常に面倒なのが唯一の欠点だが、良いインサートを使えば改善できるだろう。素晴らしいデザインだ。

Dodosaur:10/10

普段は何度かプレイしてからレビューするのだが、このゲームは例外。初めてプレイした時から既に素晴らしく、試してみたい新しい戦略が次々と頭に浮かんでくる。次にプレイするのが待ち遠しい。
まさに私が大好きなタイプのゲーム。ゲームに求める要素をすべて満たし、しかもそれを完璧に実現している。

shtiv:10/10

素晴らしいゲーム。自分のやりたいことを何でもできる、そんな自由な感覚だ。
毎ターン、自分の決断が重要だと感じられるが、一歩進むごとにゲームが完全に終わってしまうような感覚はない。最後まで緊張感に溢れている。最高峰だ。

PotaeSarat:10/10

『ブラス:ランカシャー』は私のお気に入りのボードゲームの一つ。でも、『ブラス:バーミンガム』はそれをさらに上のレベルに引き上げている。
奥深さが増し、より戦略性と多様性に富んだプレイが楽しめるのが本当に気に入っている。

lebryant:10/10

『ブラス:バーミンガム』は『ブラス:ランカシャー』と非常に似た雰囲気だが、オリジナル版から大きく進化しており、私もとても楽しんでいる。
『ブラス:バーミンガム』のビールという新たな資源は嬉しいが、このゲームを最高にしているのは、マップの緊密さが増し、重要な地点をめぐる戦いが激化している点だ。
勝利への道筋は数多くある一方で、プレイヤーが行うあらゆる選択が重要であり、多くの場合、最終的な決定に影響を与える。またプレイできたら嬉しい!

Gooseggs:9.7/10

『ブラス:バーミンガム』は私のお気に入りのゲームの一つで、ゲームをしない私のパートナーの一番のお気に入りのゲームにもなった。
ルールは覚えやすく、教えるのも簡単。『ブラス:バーミンガム』は重いゲームでも軽いゲームでもないが、システムの複雑さで夢中になってしまうだろう。
序盤の決断は後々大きな影響を及ぼすが、予測可能。タイルシステムとローンといったシステムも非常に面白い。ローンは返済不可能ではないため、うまく利用すれば良い資金源になるだろう。
このゲームは、たとえ下手でも本当にうまくやっているような気分にさせてくれる。分かりやすく、半ば現実的で、ゲームのポイントもすぐに理解できる。
このゲームがBGGランキングで1位であるのには理由があり、絶対にプレイすべきゲームだ。

boardmathias:6/10

良いゲームではあるものの、『ブラス:バーミンガム』には欠点もある。細かいルールがいくつかあり、それを忘れてしまう人がいるという点だ。もう少し複雑さを抑えた方が良かったかもしれない。
また、カードのランダム要素がプレイヤーの行動をある程度制限してしまうのも気に入らない点だ。

MorelliBuendia:5.5/10

しばらくして、これを売ってオリジナル版を購入した。『ブラス:ランカシャー』がなければ、この評価はもっと高かっただろう。問題は、良いゲームの劣化版を作ったことだ。
『ブラス:ランカシャー』よりも複雑で、細かい要素が多く、現代のヨーロッパゲーマー向けに調整されている。
ゲームはより寛容。どんなに状況が悪くても、常に何かできる可能性があり、オリジナルほど緊迫感はない。鉄道時代は、誰もが線路とビールを置くだけだ。
可変的な設定は良いが、他のすべての点で『ブラス:ランカシャー』の方が優れていると感じる。

SNSでの評判や口コミ

『ブラス:バーミンガム』(白ブラス)に拡張はある?

『ブラス:バーミンガム』の拡張は現状ありません。

『ブラス:バーミンガム』(白ブラス)はBGAやオンラインで遊べる?

『ブラス:バーミンガム』は、「TABLETOPIA(テーブルトピア)」にて、オンラインでプレイすることができます。

BGAでは、プレイすることができません。

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