『ビヨンド・ザ・ホライゾン』ルールやレビューなど総合情報！広大なテックツリーが魅力の名作『ビヨンド・ザ・サン』がリメイク

『ビヨンド・ザ・ホライゾン』の発売日や価格、BGG評価ランキング、BGAの対応有無などの総合情報をまとめてお届けしていきます。

『ビヨンド・ザ・ホライゾン』とは？どんなボードゲーム？

『ビヨンド・ザ・ホライゾン』は、アークライトゲームズから発売の文明構築ゲーム。

数々の賞を受賞した『ビヨンド・ザ・サン』を、『バラージ』『ニュークレウム』などを手掛けるシモーネ・ルチアーニ氏とのコラボによってリメイクした作品です。

ゲームでは未知の土地への探検と勢力拡大を行い、テクノロジーを進化させながら文明を発展させていきます。

注目ポイントは、ツリー式に展開される「テクノロジーエリア」。

ツリーを発展させて強力なアクションを獲得することで、より多くの土地を獲得することが可能です。

発売日や定価など基本情報

『ビヨンド・ザ・ホライゾン』の発売日は2025年5月16日。価格（定価）は税込11,000円です。

正式名称	ビヨンド・ザ・ホライゾン （英名：Beyond the Horizon）
ジャンル・メカニクス	エリアマジョリティ、テックツリー、ワーカープレイスメント
発売日	2025年5月16日
定価	税込11,000円
プレイ人数	2～4人
プレイ時間	120分
対象年齢	13歳以上
ゲームデザイナー	アダム・ヒル（Adam Hill）、マット・リドル（Matt Riddle）、ベン・ピンチバック（Ben Pinchback）、デニス・K・チャン（Dennis K. Chan）
販売メーカー	アークライトゲームズ
公式サイト	https://arclightgames.jp/product/829tny/
BGG紹介ページ	https://boardgamegeek.com/boardgame/421310/beyond-the-horizon

ベストなプレイ人数は何人？

BGGによると、『ビヨンド・ザ・ホライゾン』のベストなプレイ人数は3人となっています。ただ、その他の人数もオススメされており、あまり人数は気にする必要はなさそうです。

ソロプレイは可能？

『ビヨンド・ザ・ホライゾン』は2~4人用のゲームのため、1人でのソロプレイはできません。

『ビヨンド・ザ・ホライゾン』ゲームデザイナーが他に手掛けた作品は？

◆アダム・ヒルさんの代表作
『リバー・バレー ガラス工房』
『モーターシティ』など

◆マット・リドルさんの代表作
『フリート』
『リバー・バレー ガラス工房』など

◆ベン・ピンチバックさんの代表作
『フリート』
『リバー・バレー ガラス工房』など

◆デニス・K・チャンさんの代表作
BGG上に登録なし

『ビヨンド・ザ・ホライゾン』のルールは？公式情報をベースに要点を紹介

【以下公式サイトより引用】

『ビヨンド・ザ・ホライゾン』は面白い？つまらない？評価やレビューを紹介

ボードゲーム愛好者のためのレビュー&データベースサイト「BGG（BoardGameGeek）」での評価やレビューについて紹介していきます。

BGGの評価点数とランキング

評価	ランキング
7.2点/10点	3,822位/28,238位

BGGのユーザーレビューや感想

espoon82：9.3/10

本当にしっかりした文明ユーロゲームだ。最初は少しシンプルすぎて、初めてプレイしたときは数ラウンドで心配になった。でも、テクノロジーが登場するにつれて、どんどん複雑で深くなっていく。ゲーム終盤には、かなり難解なパズルとなる。
『ビヨンド・ザ・サン』はプレイしたことがないが、マップの操作性が改良されていると聞いている。

AgentStone：9/10

制作上の問題や、さらにテーブルを占領する要素を除けば、これはオリジナル版よりも改善されている。
『ビヨンド・ザ・サン』はよりシンプルで、より速く、より軽快で、テーマも異なるので、好みは分かれるところだろう。コレクションとして両方を楽しめるのも良い点だ。

特に気に入っているのは、マップ、建造物、村、そして線路や非対称能力によるボーナスなど、ターンごとに考える要素が増えていること。経験者でもプレイ時間は『ビヨンド・ザ・サン』より少し長くなると思うが、ダウンタイムもそれほど長くはない。

KRWoods1：8/10

これは素晴らしい！本質的には『ビヨンド・ザ・サン』の復刻版と言えるだろう。正直、箱からそのことがもっと明確に伝わっていれば良かったのだが。
どちらも”ビヨンド・ザ”で始まっているが、それだけでは関連性があるとは思えない。

ターンは非常にシンプルで、全体的にかなり速い。アイコンによっては慣れるのに少し時間がかかったが、一度慣れてしまえば全てがすぐに理解できた。ルールは覚えにくくなく、展開は豊富だが、ゲームプレイ自体は非常にスピーディーだ。

『ビヨンド・ザ・サン』と比べると、『ビヨンド・ザ・ホライゾン』では宇宙ボードが削除。これにより、両ゲームの核となる技術ツリーに集中できるようになった。
宇宙ボードの代わりに、プレイヤーが探索を希望すれば拡張できるヘックスグリッドが配置されている。これはより直感的で、サイズも大きいため、集中してプレイすることを覚えておくのが簡単だ。

『ビヨンド・ザ・ホライゾン』の出来は素晴らしい。テーブル上での存在感で誰もが驚くようなものではないが、少なくともこの出版社の他のゲームと同等であり、『ビヨンド・ザ・サン』（かなり安っぽく作られたように感じられた）よりはるかに優れている。

私が本当に不満に思うのは、いくつかの制作上の選択について。まず、ゲームが大きすぎる。このゲームを置くには巨大なテーブルが必要だ。
また、兵士/探検家のトークンが頻繁にポーンから落ちてしまうため、少しイライラ。トークンが落ちにくいように窪みがあればよかったと思う。
これらの制作上の問題のいくつかは、ゲームに対する私の全体的な評価に影響を与えているが、私が何度も戻ってくる核心的な点は、このゲームをプレイするのが信じられないほど楽しいということ。これは、他の多くの欠点をカバーするのに十分だ。

norberts：5.9/10

楽しさのない『ビヨンド・ザ・サン』。マップは非常に扱いにくく、入植や要塞化の前に獲得しなければならないトークンは、私にとっては不要な追加レイヤーだ。
3列目とエンジン（リーダー）を強化する方法は気に入った。また、様々なアクションで即座にボーナスが得られるのも良い。ただ、リーダーカードのバランスがかなり悪いように感じられる。
全体的に見て、私は『ビヨンド・ザ・サン』を遊び続ける。

BBorneo：6/10

これも堅実なユーロゲームだが、トラックを除けば、技術ツリーと探索可能なマップがある。これは非常に楽しく、何度もプレイしたくなる体験になるだろう。
ただし、このゲームのバランスは笑止千万だ。特定の派閥や技術は、対応するクラスよりも上位に位置しており、特定のプレイヤーに大きな有利（不利）をもたらす。BGGで実装可能なハウスルールを調べることを強くお勧めする。

『ビヨンド・ザ・ホライゾン』に拡張はある？

『ビヨンド・ザ・ホライゾン』の拡張は現状ありません。

『ビヨンド・ザ・ホライゾン』はBGAやオンラインで遊べる？

残念ながら、現状『ビヨンド・ザ・ホライゾン』はBGAやオンラインで遊ぶことはできません。