『SETI:地球外知的生命体探査』ルールやレビューなど総合情報!痕跡を集め、エイリアンの発見を目指す宇宙開発ゲーム

『SETI:地球外知的生命体探査』の発売日や価格、BGGランキング、BGAの対応有無などの総合情報をまとめてお届けしていきます。

目次

『SETI:地球外知的生命体探査』とは?どんなボードゲーム?

引用:BoardGameGeek

『SETI:地球外知的生命体探査』は、ホビージャパンから発売の宇宙開発ゲーム

宇宙探査機関の指揮官となり、未知の星々を探索し、地球外生命の発見を目指していきます。

限られたリソースを駆使し、探査機を打ち上げ、惑星に着陸し、望遠鏡で遠方の星をスキャン。
収集したデータを解析して痕跡を集めることで、ついにエイリアンを発見することが可能です。

ゲームのポイントは、ゲームが進むと太陽系ボードが回転して、惑星の位置が変化すること。

目標の惑星が近くなったり遠くなったりと大きな影響があるため、あらかじめ変化を予測しながら惑星調査を進めていく必要があります。

3層の回転テーブルなど、コンポーネントにも惹かれる作品。
BGGでもかなり高い評価を得ています!

ちなみにタイトルの『SETI』は”Search for Extraterrestrial Intelligence”の略で、副題にある『地球外知的生命体探査』のことを意味しています。

発売日や定価など基本情報

『SETI:地球外知的生命体探査』の発売日は2025年3月10日。価格(定価)は税込10,450円です。

正式名称SETI:地球外知的生命体探査
(英名:SETI: Search for Extraterrestrial Intelligence)
ジャンル・メカニクスリソースマネジメント
発売日2025年3月10日
定価税込10,450円
プレイ人数1~4人
プレイ時間プレイ人数×40分
対象年齢14歳以上
ゲームデザイナートマシュ・ホレク(Tomáš Holek)
販売メーカーホビージャパン
公式サイトhttps://hobbyjapan.games/seti/
BGG紹介ページhttps://boardgamegeek.com/boardgame/418059/seti-search-for-extraterrestrial-intelligence
ベストなプレイ人数は何人?

BGGによると、『SETI:地球外知的生命体探査』のベストなプレイ人数は3人となっています。ただその他の人数もオススメされており、あまり人数は気にする必要はなさそうです。

ソロプレイは可能?

『SETI:地球外知的生命体探査』は、1人でのソロプレイにも対応しています。

『SETI:地球外知的生命体探査』ゲームデザイナーのトマシュ・ホレクさんが他に手掛けた作品は?

『ガリレオ・ガリレイ』
『ティーガーデン』など

『SETI:地球外知的生命体探査』のルールは?要点をギュッとまとめて紹介!

ルールの要点まとめ
  • 自分のターンでは「探査機の打ち上げ」や「惑星への着陸」などのメインアクション1つを実行。
  • 太陽系ボードには3つの回転ディスクがあり、ゲームが進むにつれて惑星の位置が変化。あらかじめ変化を予測しつつ、目的の惑星に着陸しよう。
  • 宇宙を探索していく中で、痕跡を集めるとエイリアンを発見。発見したエイリアンに対応する「エイリアンデッキ」がゲームに追加され、特殊能力や新たなアクションが使えるようになる。

ゲームの流れ

引用:BoardGameGeek

ゲームは全5ラウンド。

自分のターンが来たら、下記のメインアクションから1つ選んで実行していきます。

ゲームの目的は、痕跡を集めてエイリアンを見つけ出すこと。

そのためには、探査機を打ち上げ&惑星の近くまで移動させ、着陸やスキャンでデータを集める必要があります。

アクション詳細
探査機の打ち上げ探査機を地球から発射し、太陽系内に配置する
探査機の移動探査機を移動させ、惑星へ向かう
惑星の周回惑星の軌道に入り、ボーナスを獲得
惑星への着陸惑星に降りて、データを収集
星のスキャン望遠鏡で星を観測し、データを獲得
データの解析収集したデータを解析し、エイリアンの痕跡を発見
技術の研究科学技術を開発し、探査能力を強化
カードのプレイ手札のカードを1枚プレイし、効果を発動

太陽系の回転

引用:BoardGameGeek

太陽系ボードには3つの回転ディスクが存在。

ラウンドの開始時や、誰かが「技術の研究」アクションを行うたびに、ディスクが回転します。

これにより惑星の位置が変化し、各プレイヤーの探査計画が影響を受けることとなります。

回転させるディスクは、技術の研究をしたプレイヤーが選択可能。
ライバルの探査計画を妨害しつつ、自分の探査機を目標の惑星と近づけ、移動コストを節約しちゃいましょう!

エイリアンの発見

引用:BoardGameGeek

宇宙の探索を進め、3種類の痕跡を集めるとエイリアンの発見に成功します。

痕跡の種類入手方法
バイオトレース「惑星の着陸」アクションで入手
テクノシグネチャー「星のスキャン」アクションで入手
エクスデータ「データ解析」アクションで入手

エイリアンを発見すると、そのエイリアンの種類に応じた「エイリアンデッキ」がゲームに追加。

特殊能力や新しいアクションが使えるようになり、プレイヤー全員に影響を与えます。

痕跡を集めたプレイヤーは、もちろん勝利点もゲット。

発見が遅れるとライバルに遅れをとってしまうので、誰よりも早く痕跡を見つけることが重要です。

エイリアンは全5種類用意されており、1ゲームで使用するのはランダムな2種類のみ。
どのエイリアンが採用されるかで、毎回違ったプレイ感が楽しめます!

ゲームの終了条件

各プレイヤーが順番に手番を行っていき、全員がパスをしたらラウンドが終了。

全5ラウンドを終えたら、すぐに得点計算をします。

集めた痕跡や研究した技術のレベルなどによる勝利点を計算して、最も高いプレイヤーが勝者となります。

まとめ

引用:BoardGameGeek

『SETI:地球外知的生命体探査』は、「宇宙探査 × 太陽系の回転 × エイリアン発見」を戦略的に考えるゲームです。

  • どの惑星を探査するか? → 探査機を打ち上げ、スキャンや着陸を駆使してデータを集める。
  • 太陽系の回転をどう利用するか? → 惑星の位置変化を予測し、効率的な探査ルートを確保。
  • エイリアンをいち早く発見できるか? → 3種類の痕跡を集め、異星文明との遭遇を目指す

この3つの要素を考えながら、最も優れた宇宙探査機関を築く研究者を目指しましょう!

【以下公式サイトより引用】

広大な宇宙のどこかに異星生命体はいるのか?

『SETI:地球外知的生命体探査』は探索のゲームであり、その最終目的は発見です。
あなたは異星生命がいることを確信しています ―― あとは見つけるだけなのです。
限られたリソースをうまく利用して、探査機を打ち上げ、惑星を探索し、星々の信号に耳を傾け、宇宙生物学を発展させていきましょう。
各プレイヤーは宇宙開発機構の責任者となり、現実世界のテクノロジーを頼りに人類最大の謎の解明に向かいます。

『SETI:地球外知的生命体探査』で、プレイヤーは全5ラウンドをプレイし、自分のターンにはメインアクションの内1つのみ実行します。アクションは探査機の打ち上げ、惑星周回軌道への投入、惑星や衛星への着陸、近隣の恒星の調査、データの解析、技術の研究、カードのプレイ、ラウンドのパスの8つです。プレイヤーは探査機を打ち上げ、惑星を調査し、データを解析、研究といったサイクルでゲームを進めていきます。そしてカードのプレイでそれらを支援したり、追加の報酬を得たりします。200枚以上のカードには実際の技術やプロジェクト(スイングバイ、メッセンジャー探査機、大型ハドロン衝突型加速器など)がふんだんに描かれています。また、太陽系ボードは惑星の公転を再現しており、地球と惑星の位置関係は刻一刻と変化するので、探査機の打ち上げなどはタイミングが重要となります。
プレイヤーたちはラウンドを重ね、データを解析し、調査を進めることで異星種族を発見できるかもしれません。ゲームには様々な特徴を持った5種類の異星種族がおり、1回のゲームではそのうち2種のみ登場するのでゲーム毎に新たな展開が広がります。5ラウンドプレイするとゲームが終了し、カードや得点タイル、異星種族からの得点を合計し、一番得点の多いプレイヤーが勝利します。
『SETI:地球外知的生命体探査』は、20世紀後半から現代にいたるまでの現実の施設やプロジェクトが登場する、いずれ起こるかもしれない異星種族との遭遇をテーマにした異星生命体探査のボードゲームです!

『SETI:地球外知的生命体探査』は面白い?つまらない?評価やレビューを紹介

ボードゲーム愛好者のためのレビュー&データベースサイト「BGG(BoardGameGeek)」での評価やレビューについて紹介していきます。

BGGの評価点数とランキング

評価ランキング
8.4点/10点119位/27,974位
※2025年3月7日時点

海外では2024年に発売されており、「2024年ベストゲーム」と絶賛するレビューが多く見受けられます!
ただ少し時間がかかる点と、インタラクションが少ない点に対する不満意見もあるようです。

BGGのユーザーレビューや感想

Elzheiz:10/10

あまりにも素晴らしい。プレイすればするほど楽しくなる!
長い目で見れば、エイリアンや目標などもっとバリエーションが必要かもしれないが、エイリアンの組み合わせと利用可能なカードの量は、今のところ充分すぎるほどだ!

JiveKarezza:9.5/10

初めてプレイしたときは、期待に応えていないとと思った。しかし、5回遊んですべてのエイリアンとプレイした今、このゲームは基本的にユーロゲームのおなじみのメカニクスを拝借しているものの、そのパーツの組み合わせで何か特別なことをしていることに気づいた。

テーマが大好きで、ゲームプレイ全体の感覚によく合っている。最初はエイリアンが発見されるという目新しさが飽きられるのではないかと心配していたが、エイリアンがゲームに追加される方法は毎回楽しみになるし、どのエイリアンが登場するか分からないので、ゲーム序盤の戦略がより多様になる。エイリアンはゲームを壊すような感じではなく、より興味深いカードを導入している。
初めてエイリアンを発見したときの興奮は素晴らしいが、間違いなく、何度もプレイしたくなる理由ではない。テンポはいいし、コンポーネントも最高だ。一度フリーアクションの使い方を理解すれば、各ターンで当初想像していた以上のことができるようになる。多目的カードは巧妙で、『アーク・ノヴァ』や『テラフォーミング・マーズ』のような遊び方をするのだろうと思ってゲームに入ったが、良い意味で、このカードがゲームの焦点のすべてではないことに気づいた。

全体的に、このゲームのすべてに嬉しい驚きを感じた。宇宙をテーマにしたゲームが好きなら、似たようなテーマのゲームを持っていても、このゲームを強くお勧めする。

lilangel29:9/10

間違いなく今年のゲーム オブ ザ イヤーになるだろう。素晴らしいゲーム、素晴らしいアート、優れた素材の質、思ったより複雑ではない、4 人のプレイヤーでもダウンタイムはほとんどない。

隠されたエイリアンの種族を発見するのはとても楽しかった! またプレイするのが待ちきれない!

toppyoushimonai:6/10

このゲームには、地球外生命体の探索を中心とした魅力的なテーマがあり、メカニズムはユーロゲームとしてそのテーマを効果的に引き立てている。ボードの存在感は見事で、3層の太陽系ロンデルは遊んでいて楽しいし、惑星の位置の移り変わりをうまく表現している。
しかし、このゲームはユーロゲームのありきたりな表現に悩まされている。メカニズムが多すぎるため、プレイヤーは可能性に圧倒されてしまう。各ラウンドで利用できるリソースが限られているため、プレイヤーは達成感を味わうことができない。
最大の欠点は、ゲームに必要な時間の投資。ラウンドが途方もなく長くなり始めると、途中で興味を失ってしまった。

federik21:6/10

インタラクションが少なく、他のプレイヤーに対抗する方法がない。ゲームごとに同じ技術が使用され、エイリアンが出現するまでゲームプレイは同じだ。
ドロー運の要素が顕著。ゲームに時間がかかりすぎる (すでにプレイした4人では3時間)。また、スタートが非常に遅く、プレイヤーの進歩はより多くのカードをプレイするためにより多くの収入を得ることだ。

SNSでの評判や口コミ

『SETI:地球外知的生命体探査』に拡張はある?

『SETI:地球外知的生命体探査』の拡張は現状ありません。

『SETI:地球外知的生命体探査』はBGAやオンラインで遊べる?

残念ながら、現状『SETI:地球外知的生命体探査』はBGAやオンラインで遊ぶことはできません

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